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<title>空の城の記録庫</title>
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<description>空城が気ままに書いた小説を公開するブログ…なのですが、私は小説を書くのが下手なのでほぼ自己満足の為にあるブログです。</description>
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<title>私こと、空城が書いた二次創作の記録庫へようこそ</title>
<description> ここは二次創作を中心とした空城が書いた小説を掲載するための個人サイトです。二次創作が嫌いな方や、二次創作って何？という方は、引き返したほうがいいでしょう。なお、このサイトへのリンクはご自由にどうぞ。また、私に無断で此処の文章を他に転載するのは止めてください。更新履歴現在更新停滞中なので注意11月１日　ネタSS倉庫を新たに設置　　　　　　火魅子伝SS　『日魅子（偽）伝』　プロローグをネタSS倉庫に投稿　　　
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<![CDATA[ ここは二次創作を中心とした空城が書いた小説を掲載するための個人サイトです。<br /><span style="font-size:large;">二次創作が嫌いな方</span>や、<span style="font-size:large;">二次創作って何？</span>という方は、引き返したほうがいいでしょう。<br /><br />なお、このサイトへのリンクはご自由にどうぞ。<br /><br />また、私に無断で此処の文章を他に転載するのは止めてください。<br /><hr size="3" /><br /><span style="font-size:x-large;">更新履歴</span><br />現在更新停滞中なので注意<br />11月１日　ネタSS倉庫を新たに設置<br />　　　　　　火魅子伝SS　『日魅子（偽）伝』　プロローグをネタSS倉庫に投稿<br />　　　　　　リリなのSS　『あるHGSの憂鬱』　プロローグ・第一話をネタSS倉庫に投稿<br />　　　　　　リリなのSS　『魔道機械技師物語』　プロローグ・第一話をネタSS倉庫に移動。<br />　　　　　　『それはうたわれた戦記』の説明を削除。<br /><hr size="3" /><br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-11.html">日記</a></dt><br /><dd>一週間に一回更新するかどうか…だけど日記。</dd><br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-12.html">二次創作</a></dt><br /><dd>私が書いた駄文置き場。一応、このサイトのメイン。</dd><br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-14.html">リンク</a></dt><br /><dd>只今、お世話になっているサイト一件＆相互リンクサイト一件。<br />　　　　　どなたか相互リンクしてくれるとありがたいです。</dd><br /><br /><br /><br /><br /><br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
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<title>日記</title>
<description> 11月7日現在、『ひっそりと～』の第八話を執筆中。とりあえず、学校編の導入部分なんだけど、やっぱり微妙にキャラを忘れちゃっているなぁ。もしかしたら公開した時、今までとは違和感が出てくるかもしれない。まぁ、書き始めたばかりだから、公開するのはまだまだ先の話なんだろうけど。topページへ
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<![CDATA[ 11月7日<br />現在、『ひっそりと～』の第八話を執筆中。<br />とりあえず、学校編の導入部分なんだけど、やっぱり微妙にキャラを忘れちゃっているなぁ。<br />もしかしたら公開した時、今までとは違和感が出てくるかもしれない。<br />まぁ、書き始めたばかりだから、公開するのはまだまだ先の話なんだろうけど。<br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-10.html">topページへ</a></dt> ]]>
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<dc:subject>駄文日記</dc:subject>
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<dc:creator>空城</dc:creator>
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<title>二次創作</title>
<description> ここは空城が書いた二次創作が置かれている場所です。ひっそりと、されど楽しく、永久に生きよう。（灼眼のシャナ二次創作）雑魚クラスの徒（ともがら）に転生してしまったオリキャラ主人公が繰り広げる物語。一応、第一部『とむらいの鐘』→第二部『日本戦国時代』→第３部『アメリカ独立戦争』→第四部『現代』となる予定（プロットが消滅したため、変更される可能性があり）第一部『とむらいの鐘』序章第一話第二話第三話オストロ
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<![CDATA[ ここは空城が書いた二次創作が置かれている場所です。<br /><br /><br />ひっそりと、されど楽しく、永久に生きよう。<br />（灼眼のシャナ二次創作）<br /><br />雑魚クラスの徒（ともがら）に転生してしまったオリキャラ主人公が繰り広げる物語。<br />一応、第一部『とむらいの鐘』→第二部『日本戦国時代』→第３部『アメリカ独立戦争』→第四部『現代』となる予定<br />（プロットが消滅したため、変更される可能性があり）<br /><br />第一部『とむらいの鐘』<br />序章<br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-15.html">第一話</a></dt><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-16.html">第二話</a></dt><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-17.html">第三話</a></dt><br />オストローデ編<br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-18.html">第四話</a></dt><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-19.html">第五話</a></dt><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-26.html">第六話</a></dt><br />学校編１<br />不死者の軍隊編<br />学校編２<br />決戦編<br />終章<br /><br /><br />カズイ君の戦争記<br />（機動戦士ガンダムSEED二次創作）<br /><br />カズイ君に転生してしまったオリキャラ主人公が戦争に巻き込まれていく物語。<br />戦争物として書いているつもりだけど、私に文章力がないために、読む人によっては単なるアンチ小説になってしまっているようです。<br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-20.html">序章</a></dt><br />ヘリオポリス編<br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-21.html">第一話</a></dt><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-22.html">第二話</a></dt><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-23.html">第三話</a></dt><br /><br /><br /><br />ネタ作品<br /><br />更新する予定のない、プロローグや第一話だけを書いたSS群。<br />感想で「続きが読みたい」などという意見があれば書くかも？<br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-29.html">ネタSS倉庫へ</a></dt><br /><br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-10.html">topページへ</a></dt><br /> ]]>
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<dc:subject>二次創作</dc:subject>
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<dc:creator>空城</dc:creator>
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<title>リンク</title>
<description> 私がお世話になっているサイトArcadia私が『ひっそりと、されど楽しく、永久に生きよう』や『カズイ君の戦争記』を投降していた大規模サイト。検索掲示板などもあってかなり便利なサイトです。中々更新ができそうにないことから、以前投降していたものは、このサイトに移した後に削除してしまいましたが、また更新ができるようになったら再び投稿するかもしれません。君が望む暇つぶしSSなどの紹介をしているサイト。『原作キャラ
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<![CDATA[ 私がお世話になっているサイト<br /><a href="http://mai-net.ath.cx/main1.html" target="_blank" title="Arcadia"><span style="font-size:x-large;">Arcadia</span></a><br />私が『ひっそりと、されど楽しく、永久に生きよう』や『カズイ君の戦争記』を投降していた大規模サイト。<br />検索掲示板などもあってかなり便利なサイトです。<br /><br />中々更新ができそうにないことから、以前投降していたものは、このサイトに移した後に削除してしまいましたが、また更新ができるようになったら再び投稿するかもしれません。<br /><br /><a href="http://blog.auone.jp/shomylistcomicnovel/" target="_blank" title="君が望む暇つぶし"><span style="font-size:x-large;">君が望む暇つぶし</span></a><br />SSなどの紹介をしているサイト。<br />『原作キャラに憑依する作品』  『魔法先生ネギま！クロス作品』等々、幾つかのジャンル別に分かれていて、しかもジャンル内で紹介されている作品の数が結構多い。<br />もし紹介されているジャンルの中に自分が好きなものがあれば、楽しい時間が過ごせるでしょう。<br /><br /><br />相互リンク<br /><a href="http://bobwc.blog102.fc2.com/" target="_blank" title="&lt;span style=&quot;font-size:x-large;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:#3333ff&quot;&gt;風見鶏の向く方へ&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;"><span style="font-size:x-large;"><span style="color:#3333ff">風見鶏の向く方へ</span></span></a><br />私の駄文置き場である空の城の記録庫と相互リンクしてくれたありがたいサイト。<br />私のおすすめ小説はオリジナル小説『まほーのランプ』<br />短編連作というかショート・ショート風なので、一話一話が短いけれど、読者に微笑ましい笑いを提供してくれる良作。<br />他にもモンスターハンターの二次創作などが置かれているので、ブログ小説特有の読み難さが平気な人は一度行ってみることをお勧めします。<br /><br />因みに只今、初の相互リンク記念に、ボブジュニア氏にリクエストしてもらった≪カズイ君が主人公の短編≫を執筆中。<br />情けないことにリクエストされてから二ヶ月以上経ったのに、まだ書き終わっていません。<br />真に申し訳ないのですが、もう少し待っていただけると助かります。 ]]>
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<dc:subject>二次創作</dc:subject>
<dc:date>2010-02-26T21:04:56+09:00</dc:date>
<dc:creator>空城</dc:creator>
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<title>日魅子（偽）伝</title>
<description> 九州、佐賀県にある耶牟原遺跡。そこに俺は幼馴染の日魅子と共に来ていた。日魅子のお爺さんがここで発掘の総責任者をやっているので、その見学である。「じいさん、見学に来たぜ」日魅子がお爺さん―姫島教授である―にそう声を掛ける。どう聞いても男言葉なのだが、これでも日魅子は女性だ。声自体は女性特有の高い声であるし。「やれやれ、日魅子か、お前の育ての親としては、せめてもう少し女の子らしく振舞ってもらいたいのだが
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<![CDATA[ 九州、佐賀県にある耶牟原遺跡。そこに俺は幼馴染の日魅子と共に来ていた。<br /><br />日魅子のお爺さんがここで発掘の総責任者をやっているので、その見学である。<br /><br />「じいさん、見学に来たぜ」<br /><br />日魅子がお爺さん―姫島教授である―にそう声を掛ける。どう聞いても男言葉なのだが、これでも日魅子は女性だ。声自体は女性特有の高い声であるし。<br /><br />「やれやれ、日魅子か、お前の育ての親としては、せめてもう少し女の子らしく振舞ってもらいたいのだがな」<br /><br />「別に良いだろう？<br />男みたいな女が居てもさ。<br />誰かに迷惑が掛かるわけでもないんだし」<br /><br />「まったく、困った物だ。普通にしていれば可愛い女の子なのに。<br />そうは思わないか、久峪君」<br /><br />そんなことを尋ねられても此方が困ってしまう。<br /><br />自分のイメージでは、日魅子＝男装の女の子、なのだ。<br /><br />前に罰ゲームで、彼女に女の子らしい格好をしてもらったことがあるが、あの時は似合っている似合っていない云々以前に、違和感が強すぎて大爆笑してしまったことがあるぐらい、俺の中ではそのイメージは固定されている。<br /><br />付き合い方も、異性の知り合い、というよりも、男友達に近い物だし、今更そんなことを言われも…という感じである。<br /><br />最近だと、胸が大きくなってきて、普通の男物の服を着ると視覚的にも着心地的にも違和感が出てしまうからといって、自分で裁縫をして普段着を作る、なんていう常識外れのこともしていたしな。<br /><br />しかも、その裁縫の腕がプロ級で、胸の大きさなどの女性特有の体型を見事に隠した服装を作ってしまえるのだから、すごい。<br /><br />そういった工夫もあってか、はっきり言って、普段の彼女は、女顔の少年にしか見えない。<br /><br />幼馴染の俺でさえ、彼女が女だってことを忘れてしまうことが多いくらいである。<br /><br />まぁ、だからこそ、思春期真っ盛りの高校生であるにも拘らず、彼女と普通の友人として付き合っていられるのだろうけど。<br /><br />何というか、彼女と話していると自分と話しているような、そんな感じがして気が楽なのだ。<br /><br />そんなことを考えながら、返事は「あはは」と苦笑を返すだけにとどめておく。<br /><br />「久峪は関係ないだろうが。<br />それはそうと、あっちで大学のスタッフがじいさんのことを読んでいたぞ。<br />銅鏡が出てきたとか何とか」<br /><br />そんな俺達の様子に文句を言いつつ、日魅子はそう告げる。<br /><br />「銅鏡？<br />そんな物で、態々、私のことを読んでいたのか」<br /><br />「何でも、今までに見たことがないタイプの銅鏡とかなんとか。<br />かなり興奮していたな、あれは」<br /><br />疑問を浮かべている教授に、一応、日魅子の言ったことに対して補足を加えておく。情報は多い方がいいに決まっているからな。<br /><br />「見たこともない銅鏡？！」<br /><br />それを聞いた教授は見事なまでに目を輝かせた。<br /><br />「よし、とにかく行ってみよう」<br /><br />そう言って、教授は場所も聞かずに走り去ってしまう。<br /><br />今日の作業予定から場所を自分で割り出したんだろうが、何もそう急がなくても、と思ってしまう。<br /><br />「何と言うか、教授は相変わらずだな」<br /><br />走り去っていく教授の後姿を見ながら、話のネタにと、日魅子にそう問いかける。<br /><br />「…ああ、そうだな」<br /><br />しかし、その返事には、いつもと違って元気がなかった。<br /><br />何か日魅子の気に障るような会話でも在ったか？と記憶を辿ってみるが、どれも普段の会話と同じようなものだ。<br /><br />この短い間に、俺の知らない何かが起こったのだろうか？<br /><br />「なにかあったのか？<br />元気がないぞ？」<br /><br />「もしかしたら、今日がその日なのかな、と思ってね。<br /><br />遺跡で発見された今までにない銅鏡。<br />偶然居合わせた日魅子と久峪。<br />そして、姫島教授に二人がそのことを告げる。<br /><br />符号が合い過ぎている。<br /><br />俺はどうしたいんだろうな？<br /><br />行けば、俺がこうなった手がかりが掴めるかも知れない。<br />だが、行けば、命の危険に曝されながら、間違いなく抵抗運動に、戦争に巻き込まれることになる。<br /><br />死の記憶はもっている。だから自分の死は怖くない。<br />だが、他人の死に耐えられるかどうかは解らない。<br /><br />本当に…俺は…何を…したいんだろうな…」<br /><br />日魅子が、ボツボツとそう呟く。はっきり言って、かなり不気味だ。<br /><br />「何を言っているんだ？」<br /><br />日魅子が何を言っているのか理解できず、俺はそう尋ねた。<br /><br />「ある予言書かもしれない物語の話さ。<br />それが単なるフィクションなのか、それとも未来のことが書かれている予言書なのかは、その時になるまでわからないという物語」<br /><br />苦笑のような表情を浮かべ、日魅子はそう口にする。<br /><br />「へ？」<br /><br />意味不明な言葉にそんな間抜けな声を出してしまった俺は悪くないはずだ。<br /><br />というか、やっぱり、今の日魅子はおかしい。<br /><br />普段は理路整然と解りやすく説明する奴なのに。<br /><br />「なぁ、久峪。もし俺が、お前の力を貸してほしい、と頼んだら、お前は俺に協力してくれるか？<br />一人だと厳しいだろうが、お前が一緒なら何とかなる気がするんだ。何せ、主人公だからな」<br /><br />日魅子は俺の質問に答えず、そんなことを聞いてきた。<br /><br />「協力するのは構わないけど…、お前、先程から変だぞ。どうかしたのか？」<br /><br />「例え、その結果、<br />二度とこの世界の人間達と会えなくなるかもしれないとしても？<br />命の危険に曝されるかもしれないとしても？<br /><br />それでも、お前は俺に協力してくれるか？」<br /><br />俺の言葉の後半部分は無視ですか、そうですか。<br /><br />「いや、流石にそこまでは、協力できないかな？」<br /><br />流石に、親や友人と二度と会えないってのはね。死にたくもないし。<br /><br />まぁ、それでも俺が手伝わないと日魅子が死ぬ、とか言うのなら手伝ってしまうかもしれない。<br /><br />日魅子は俺の最も親しい幼馴染、親友だからな。<br /><br />「そうだろうな。<br />変なことを口走ってすまなかったな、久峪。<br />今の言葉は忘れてくれ。<br />お前を巻き込もうとするなど、俺はどうかしているらしい」<br /><br />そう言った日魅子の表情は、何か思い詰めたように曇っていた。<br /><br />その様子に、彼女を幼馴染として十数年間も見続けてきた経験が俺に告げる。<br /><br />『彼女は何か重大なことを俺に隠して行おうとしている』と。<br /><br /><br /><br /><br />月が大地を仄かに照らす深夜。<br /><br />俺は日魅子の後を尾行していた。<br /><br />理由は勿論、日魅子の異変の原因を突き止めるためだ。<br /><br />日魅子はそんな俺に気が付かないまま、時折「まさか本当に、呼びかけられるとはな」「くそ、これ、洗脳効果でも付いているのか？」とか、かなり電波なことを言いながら、出土した物が収められているプレハブ小屋へと向かっている。<br /><br />はっきり言って怪しすぎる。<br /><br />昼間のことがなくても、こんなに独り言をブツブツ言っている姿を見たら、後を追いかけていたと思う。<br /><br />日魅子はプレハブ小屋の前で一度立ち止まると、鍵を開けて中へと入って行ってしまった。<br /><br />「おいおい、勝手に入ったら拙いんじゃないか、これ？」<br /><br />そう呟きつつ、しかし、今更、彼女に声を掛けるのは気まず過ぎるので、何もできない俺。<br /><br />仕方なく、俺もその後に続いてプレハブ小屋の中に入っていくのだった。<br /><br />明かりが日魅子の持っている懐中電灯だけなので、彼女を見失う心配はなかったが、その代わりに部屋の中が真っ暗で歩くのも一苦労である。<br /><br />物音を立てないように気を付けながら歩いていると、日魅子が突然立ち止まった。<br /><br />目を凝らしてみれば、出土品の陳列棚から一つの銅鏡を手に取っているようである。<br /><br />ひっそりと彼女に近づきながらその様子を窺っていた俺だが、やがてあることに気が付く。<br /><br />「風が流れている？」<br /><br />声を出した後に、しまった、と思ったが、日魅子に気が付いた様子はない。<br /><br />その彼女の様子に違和感を覚えるも、それよりも、突然流れ始めた風の方が気になった。<br /><br />風はどんどん強くなっていき、天井の電球が音を立てながら揺れ始めるほどのものへと変化していく。<br /><br />そして、その中心はどう見ても、銅鏡を持ったまま固まっている日魅子だった。<br /><br />「おい、日魅子！」<br /><br />その理解不能な現象に、俺は我慢しきれず、尾行することを止めて彼女に話しかける。<br /><br />しかし、返答は無かった。<br /><br />それどころか、銅鏡が、その周囲が、日魅子の体が光り始めたではないか。<br /><br />俺はその尋常じゃない様子に慌てて彼女に駆け寄る。<br /><br />何が何だかよく解らないが、この原因が銅鏡にあるのはほぼ間違いないだろう。<br /><br />そう考えた俺は、彼女に近づくなり、その銅鏡を取り上げようとした。<br /><br />しかし、俺の手が銅鏡に触れた瞬間、視界が光に包まれてしまう。<br /><br />「ヨウヤクアエタネ。<br />サア、イコウ、キミノイルベキセカイヘ」<br /><br />そして、そんな言葉を聞きながら、俺の意識は薄れていくのであった。<br /><br /><dt><a href="http://karaziro.blog112.fc2.com/blog-entry-10.html">topページへ</a></dt><br /> ]]>
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